環境と球場
こんにちは。
ついにプロ野球が開幕したということで非常にテンションが上がっているカープファンの副代表です。ということで今回は各球団の球場が行なっている環境に対する取り組みを紹介させていただきます。
阪神タイガースの本拠地であり、夏の甲子園も行われる甲子園球場ですが、以下のような環境への取り組みが行われています。
●銀傘上太陽光パネル
甲子園球場では、内野スタンド全体を覆う銀傘の上に1600枚もの太陽光パネルが設置されています。設置された太陽光パネルは、製造過程における使用エネルギーが少なく、環境への貢献度がより高い、CIGS薄膜太陽電池という次世代型の太陽電池を採用しています。これにより、火力発電に比べて、CO2排出量を年間150トン削減することが可能だそうです。
●カップリサイクル
球場内に設置している専用カート、または場内売り子の回収により、年間約7トンものカップが回収されています。そして再生ポリエステル繊維にリサイクルされています。
●蔦(ツタ)による壁面緑化
蔦による壁面緑化により、ヒートアイランド現象の緩和がなされています。
●雨水・井戸水利用
井戸水、貯水タンクにためられた雨水をグラウンドへの散水や、トイレの洗浄水に利用されています。
このように、阪神甲子園球場は、環境に優しい球場を目指しています。
続いて、中日ドラゴンズのホームグラウンドのナゴヤドームの取り組みを紹介します。ナゴヤドームでも雨水の利用や太陽光発電が行われています。
それに加えて、
- 深夜電力の積極利用
- 自然換気の積極利用
- 自然採光の積極利用
に取り組んでいます
paypayドーム
福岡ソフトバンクホークスの本拠地では日本のドーム球場で初めてグラウンド照明を全面的にLED化しました。総消費電力の約58%を達成する見込みだそうです。
プロ野球の試合が行われる球場では、シーズン中多大な電力が消費されます。だからこそ、上のような環境への負荷を軽減する取り組みは非常に重要だと思うので、どんどんこういった取り組みが増えていけばいいなと思います。