コスタリカ🇨🇷での環境教育活動

お久しぶりです。natuRable OGのほそかわです。

わたしは今、青年海外協力隊(環境教育隊員)としてコスタリカで活動しています。

 

今日はコスタリカでの活動や協力隊を志した理由を紹介します。

 

 

 

そのまえにまず【コスタリカについて】紹介します。

 

コスタリカ🇨🇷(中米)

 

面積…51,100平方キロメートル(九州と四国を合わせたくらい)

人口…約500万人

「兵士より教師を」…常備軍を禁止している。

「国土の1/4が国立公園」「地球上の生物の5%が存在すると言われる」…自然豊かでエコツーリズムも盛ん。

再生可能エネルギー」…発電は99.9%が再生可能エネルギーによるもの。しかし車や汽車からの排気ガスは問題になっている。

「🍍」…パイナップル の生産量世界一!その他南国フルーツも多い。

 「世界一 幸せな国!?」…英国のシンクタンク「ニュー・エコノミクス財団」が3〜4年ごとに発表している「地球幸福度指数」において、コスタリカは2009年・2012年・2016年版と3回連続で第1位を獲得。

 

穏やかで、自然いっぱいのステキな国です。

 

興味のある方はこちら⇨  コスタリカ基礎データ|外務省

 

 

 

 では【なぜ協力隊を志したのか】

 

一番の理由は、現場に密着して環境問題に取り組んでみたいと思ったからです。

 

natuRableとして毎年夏にミクロネシア に行って環境教育活動を行ってきましたが、環境問題の根本的な問題を解決していくためには廃棄物の回収や処理の方法などシステムを変えていく必要性があると感じていました。また、環境教育も1日・2日で身につくものではないですよね。もっと長い時間をかけて問題に対峙することで、自分にももっと出来ることがあるのではないか?さらに見えてくることがあるのではないか?と思い、2年間の活動期間を設けている協力隊を志しました。

 

わたしは市役所の環境課に配属されていますが、現地の人と生活し現地の組織に入って働くことで、natuRableの活動ではなかなか見えなかったこと(私の場合は組織の金銭的な問題や選挙が絡む利権問題など)が見えてきたし、現地の人だからこそ浮かぶアイデアに出会ったりしました。

 

 

 続いて【協力隊での活動】を紹介します。

 

1:コンポストの普及活動

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コンポストを使って生ごみを分解し、肥料として利用する。学校やコミュニティでのワークショップの実施や運用。

 

 

2:リサイクルフェリアの実施

 

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分別回収が行われていない地域で、住民にリサイクルごみを持ってきてもらい、量や分別の状況に応じて野菜と交換する。

3:環境教育活動

 

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学校やコミュニティで環境にまつわるワークショップや意見交換会を行う。

その他:日本語教室や日本文化の普及

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イベントにて先輩隊員と共にお好み焼きを作った。

 

最後に【今後の活動について】紹介します。

 

2020.5月末現在、新型コロナウイルスの影響で協力隊員は全員日本に帰国し待機しています。わたしがいた街でも感染者が出て、同僚たちは除染作業を行っているような状況です。本来であればプロジェクトを進めていく予定でしたが、遠隔でもできる資料づくりが主な活動になっています。

 

JICA、全派遣隊員に帰国指示 71カ国に1785人 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル

 

わたしはあと1年任期が残っていましたが、正直コスタリカに戻れるかどうかわかりません。今後の見通しはまだ立ちませんが、日本からでもできることを、そしていつかは任地に戻ってまた同僚たちと活動できればなと思っています。

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。現在は募集が停止されていますが、協力隊は年2回募集されているので、興味を持たれた方はチェックしてみてください。

 

www.jica.go.jp