ケニアのサンダル小型帆船 船上で環境教育

こんにちは!

今週はたろうが担当させていただきます。

 

令和もnatuRable をよろしくお願いします。

 

さて、皆さん新学期になり一ヶ月が経ちましたが新しい環境、生活に慣れましたか?

 

僕は学年が上がって新入生が入ってきて、新鮮な気持ちで日々生活しています。

 

natuRable としては国内活動が春休みに終わり、夏のミクロネシア渡航への準備を進めているところです。

去年の渡航を思い出してみんな、懐かしいなぁ〜また行くの楽しみだ〜と今年の渡航への期待を感じています。

 

 

少し前置きが長くなりましたが、今回は プラごみ対策が進んでいるケニアでの取り組みを紹介します。

f:id:natuRable:20190514155742j:image

今年一月ケニアの海岸の町、ラムから一隻の小さな船が隣国のタンザニアに向けて出航した。

船の名は、「フリップフロッピ」。英語でフリップフロッピと呼ばれるビーチサンダルにちなんでいます。

その名の通り、全長9メートル重さ7トンの船は全て、ケニアの海岸で集められたプラスチックごみと捨てられたビーチサンダルで造られている。

 

プロジェクトは2016年深刻化する海のプラスチックごみ問題への市民や政府の関心を高めることを狙いケニアの活動家やビジネスマンのアイディアに国際環境計画が協力して始まった。

 

船上で環境教育を行い寄港地で多くの子どもたちに使い捨てプラスチックの問題や再利用、リサイクルの重要性を伝えた。

 

また地元の観光業者多数が『脱使い捨てプラスチック』を宣言したと成果も出ている。

 

問題の深刻さを広く伝えるにはどうしたらいいか、考えるべきだとプロジェクトの創設者は語る。

 

この活動は目で見て分かるので子供達にも伝わりやすく、効果的だと感じますね。

 

f:id:natuRable:20190514160218j:image

また、浜辺へ打ち上げられたビーチサンダルを動物のおもちゃに生まれ変わらせる活動もしていて、ごみというネガティブなものからポジティブなものに生まれ変わらせる発想。

 

実感してもらうことが理解しやすい、このことはミクロネシアで行う環境教育でも同じことが言えると思いますね。自分たちの活動にも取り入れると効果的かもしれません。

今年は「実感する」ことをテーマとして環境教育の内容を考えていってもいいですね。

 

では今週はこのあたりで

 

また来週!

 

 

参考:中国新聞2019年4月4日