グリーンな消費税
みなさん、こんにちは!😊本日は経済学部二回生の志岐が担当させていただきます!
コロナも少しずつ収束してきましたね!!natuRableでは普段通り集まってミーティングはできませんが、自粛期間中もオンラインでミーティングしています!うれしいことに、新たにメンバーもふえました!💓
最近、環境やミクロネシアについてもっと知識を増やすために、メンバーに授業(プレゼン)するという活動を新しく行っています!先日、私の順番だったのですが、今回はその内容を皆さんにシェアしようとおもいます!!😄
私は、「炭素税」をテーマに授業をしました。
炭素税とは、環境税の一つで、石炭、石油、天然ガスなどに含まれる炭素の量に応じて税金を課します。
主にヨーロッパで導入されており、最近では、インドやシンガポール、チリ、メキシコなどの世界各国で導入されています!!
日本では地球温暖化対策税などの環境税が取り入れられていますが、炭素税についてはまだ検討中だそうです。
炭素税は、CO₂を排出する商品ほど課税され、商品自体の値段が高くなります。そのため、似たような商品が並んだとき環境にやさしい商品のほうが安くなるため消費者が自然と環境にやさしいほうを選ぶようになるのです!
また、このことにより国民の地球温暖化問題の意識を向上させるアナウンスメント効果も期待できます。
スウェーデンなどの北欧では炭素税を取り入れてから多くの家庭が暖房を化石燃料からバイオ燃料にシフトしました。また、CO₂を排出する機材も環境にやさしいものを導入する会社が増加したそうです。カナダのアルバータ州では、低炭素機器を購入できない低所得者のために、一人当たり一定額の交付をするなどの工夫も行われています。また、多くの国で、環境税を導入してから、国民の税金の負担を減らすために、法人税や所得税の減税を行なっています!このことにより、国民は環境に配慮した行動をするほど、納めなければならない税金の総額が減るのです!!!
国によって税率はばらばらですが、世界で初めて炭素税を導入したフィンランドでは、現在CO₂1tあたり58~62ユーロ課税しています!
私は、この炭素税が日本とヨーロッパの環境意識の差を生んでいる一つの原因なのではないかと考えました。🧐
なぜなら、日本の環境税はガソリンなどの燃料にはかけられているが、比較的限定的であるからです。それに比べ、炭素税は別名、グリーンな消費税とも呼ばれるほど多くの商品、製品にかかわってきます。
そして、諸外国は環境にやさしい行動をするほど自分のお財布もやさしくなるため環境税に対するプラスなイメージがあると考えました。一方日本は、地球のためとは頭ではわかっているが、マイナスなイメージを持っている人が多いと思います。
日本でも、もっと一人一人が地球についてかんがえてくれるようになったらいいですね
それでは、また来週👋
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参考文献
環境税・炭素税とは→ https://kotobank.jp/word/%E7%92%B0%E5%A2%83%E7%A8%8E-2495
→ https://taikan-enta.info/tansozei-wakariyasuku/
諸外国の実績→ http://www.env.go.jp/policy/tax/misc_jokyo/attach/intro_situation.pdf
日本でも炭素税導入に向け尽力している団体があります→ http://www5b.biglobe.ne.jp/~change-c/pdf/CarbontaxS.pdf