コンタクトレンズを正しく捨てていますか?
みなさんこんにちは!
本日のブログ担当はまゆまゆです。
年末年始の休みも終わり、あっというまにいつもの日々が戻ってきてしまいましたね。
我々大学生は絶賛テスト期間中のため毎日寝不足の日々が続いております、、、
さて、今日のブログではコンタクトレンズが環境に与える影響について取り上げたいとおもいます。
現代社会ではスマートフォンの普及などによって視力の低下が進んでおり、コンタクトレンズを使用している人も多いのではないでしょうか。
ちなみに私も1DAYタイプのコンタクトレンズをほぼ毎日使用しています。
みなさんはコンタクトレンズを正しい廃棄方法で処分していますか?
使用済みのコンタクトレンズは、普通ごみではなくプラスチックごみとして処分するのが正しい捨て方です。
しかし、ある調査ではレンズをゴミ箱以外に捨てる人が5人に1人に上るとの結果があり、
アメリカのコンタクトレンズ使用者の15〜20%が使用済みレンズをトイレや洗面所で流しているとの結果もあるようです。
370万人の20%で計算すると、ざっと74万人が洗面所でレンズを流していることになります。
74万人、、、とんでもない数字ですね。
トイレや洗面所に流したコンタクトはどうなるのでしょうか。
レンズが粉々になってできたプラスチック粒子は、海に流入するか、下水汚泥の一部となります。
泥の一部となった粒子も水よりも重いため、下水汚泥の中にそのまま沈着します。これが地面に散布されるなどして、やはり河川や湖、海に流れ込んでしまうのです。
『大きさが5ミリ以下のサイズ』になったものをマイクロプラスチックと呼びますが、微細なプラスチックごみに吸着する化学物質が食物連鎖に取り込まれ、生態系に悪影響を及ぼすことは国際的に問題となっていますね。
コンタクトレンズは非常に小さいため、環境へこれほどまでに影響を与えるとは思わず、軽い気持ちで捨ててしまっている人が多いと思います。
まずはこのような現実を多くの人に知ってもらいたいですね。
リサイクルが難しいと言われていたコンタクトレンズも、最近ではリサイクル率が少しずつ上昇しております。
さらに、このような状況を改善しようとする企業の動きもみられます。
ボシュロムは、ONE by ONE Recycling Programというコンタクトレンズの回収プログラムを打ち出したそうです。
アイシティも使用済みのコンタクトレンズの空ケースをリサイクルする取り組みを行っています。
日常に欠かすことのできない、使用頻度の高いものであるからこそ、きちんとした処分を心がけなければいけませんね。
参考
https://www.google.co.jp/amp/s/seniorguide.jp/article/1115/579/amp.index.html