政府には気候変動対策をする義務がある?
みなさま、こんにちは!
一月もあっという間に半ばですね。今回のブログはかまちょが担当します。
昨日は成人式でしたね。
natuRableからは5名が成人されます。
ブログを見てくださっている方も、
成人を迎えられたみなさま、おめでとうございます!
新成人の方々の晴れ着姿が輝かしく、まぶしかったです。
お正月からのん気に過ごしていましたが、個人的には就活の年なので、気合をいれて頑張って行きたいと思います!
本年もよろしくお願いいたします。
それでは本題へ…
今回は最高裁判決が昨年12月末に出た、オランダの環境問題訴訟についてです!
では、オランダの基本情報を見てみましょう。
人口:約1700万人
面積:九州と同じくらい
首都:アムステルダム
ミッフィーちゃんのふるさとで、チューリップのイメージがあります。
調べてみると、オランダにはミッフィーちゃん信号なるものがあるようです。いってみたいな〜。
このような風景でおなじみの国ですね。
そのオランダの環境NGOと市民合わせて1000人ほどが政府を相手に、気候変動対策の強化を求めたこの訴訟。
具体的には、1990~2020末のCO2排出量削減率を20%としていたオランダ政府に対し市民は25%~40%に引き上げるべきだとしていました。
現実的にできるのかという問題から、最高裁まで審議され、
最高裁が出したのは
「オランダ政府は、市民の生存権と福祉に深刻な影響をもたらす気候変動の危険なリスクを考慮し、20年の終わりまでに温室効果ガスの排出を25%削減する義務がある」
という決定。
気候変動訴訟は現在多くの国で進行中ですが、第一審から市民側が勝訴し、気候変動対策を政府の義務としたのは、他ではまだみられない例です。
現在オランダは
2030年までに1990年比較でCO2を約50%削減する目標をかかげ、石炭火力発電を停止し再生可能エネルギーを大幅に導入すると、革新的な動きをみせています。
提訴は2013年で、最高裁の判決が出るまでに6年かかりました。裁判は時間がかかるものだと思いますが、声をあげて戦い続けたオランダの方々を尊敬します。
これほど粘り強く戦うことは、なぜ自分が気候変動対策をしていきたいのかをつきつめていかなければできないことだと思います。
人口約1700万人の国の人のこういった動きを日本はどう見るべきなのか、考える必要がありそうです!
今回は以上です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!!
参考:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200112-00000022-mai-int