Garbage Cafe
お久しぶりです! 今週のブログはだいきが担当です。
夏も終わり、だんだんと涼しくなり過ごしやすい季節となってきましたね。
私たち大学生の夏休みもついに終了し、少し憂鬱な気持ちですが、頑張っていきたいと思います。これからまた、毎週ブログを投稿していこうかと思いますので是非ご覧ください。
今回の記事では、インドの飢餓とプラスチック問題に関する面白い取り組みを紹介します。
現在インドは深刻な飢餓問題を抱えております。子供の栄養失調率が世界1位であり、1億9500万人の人々が栄養失調です。これは、世界の飢餓に苦しむ人々の4分の1を占めています。
子供は飢餓に苦しみ、10人に4人が空腹のせいで、勉強がままならず、慢性病のリスクも高まっています。
また、人口の非常に多いインドでは、プラスチックゴミに関する問題も抱えており、毎日26000トンのプラスチックゴミが生み出されています。
これらの問題を解決するために、Garbage Cafeがインドのチャッティスガルにオープンしました。
このカフェにプラスチックゴミを持っていくと、なんと食事を行うことができます。
集めるのに2時間ほどかかる1kgのプラスチックを持っていけば、カレーなどを食べることができ、その半分の500gを持っていけば、ドーナツなどの朝食を食べることができます。
これによって、家族を養うと同時に地球を救うこともできます。
飢餓問題とプラスチック問題に同時に取り組むことのできる素晴らしい計画ですよね。
こうして集められたプラスチックは、細かくして、道路の表面に使用されます。非常に暑いインドの気候では、熱に強いプラスチックゴミが道路には適しているそうです。
インドの首相は、2022年までに使い捨てプラスチックゴミの使用をやめると宣言しました。
インドのプラスチック問題に対する意識の高さが伺えますよね。
この面白い取り組みは、インドの危機を救うものになるのではないでしょうか。
参考
https://www.weforum.org/agenda/2019/07/plastics-hunger-india-food-waste/