使い捨てプラスチックごみについて考えよう

みなさんいかがお過ごしでしょうか。

私は、今の騒動に関連するいろんなニュースや意見に少し意識を取られすぎ気持ちを明るく保つのが少し大変でしたが、

 

普段何かと外に出ることが多いのでこれを機に自分のことに集中し、ゆっくり音楽聞いたり本読んで勉強したりという時間にあてたいなあと考えているところです💭

 

本日のブログは新4回生のなこちゃんが担当します!

今回は私が2月に参加した、京都市ごみ減量推進委員会(以下ごみ減)主催の2Rカレッジという

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参加したワークショップ"2Rカレッジ"


ワークショップで学んだことについてシェアしたいと思います!

 

とその前にプラのレジ袋に関するニュースをシェア。

亀岡市は全国初となる、プラスチック製レジ袋の提供を小売店で禁止する条例

今月24日に可決し成立しました。2021年1月1日に施行されます。

r.nikkei.com

 

ここで注目したいのは

 紙や生分解性プラスチックなどのレジ袋についても無償提供を禁止するということ。

 

日本は国としても7月から全国の小売店に対し、プラ製レジ袋の有料化を義務付けることを決めていますが、

 

亀岡市の条例は寿命が短い包装袋をそもそも配るのをやめようという、踏み込んだ条例であることがわかりますね。

 

目的は観光資源であり市の重要な自然を守るためということです。

 

地域資源を守るため、このような決断をする自治体が増えるといいなと思います。

 

さて本題に入ります。

この条例にアドバイザーとして入った、河川環境保全の研究者でありNPO法人プロジェクト保津川の代表としても活躍されている原田先生もこのワークショップで講演をされました。

 

改めて学んだことは、

 

・プラスチック汚染の問題は私たちは加害者でもあり被害者でもある。

・プラスチックごみが経済(特に観光、地域経済)に与える影響は大きいとされている。

・人体に与える悪影響もまだ未知なところは多いものの、悪影響はあるとされている。

 ・大阪湾には

ビニル袋は約610万枚、レジ袋だけで約300万枚が海底に沈んでいる。

 

ということです。

次に、このグラフは川に流れつくゴミの中でペットボトルが圧倒的に多いことを示しています。

 

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NPO法人プロジェクト保津川による保津川回収ごみ調査報告より

やっとプラ袋の規制はされるようになりましたがペットボトルはどうでしょうか。

生産の規制などは今のところみられません。

 

マイボトルを持ち歩き、なるべくペットボトルを買わないという選択を

消費者ひとりひとりが心掛けることはすごく大切なことだと思います。

 

最後に、

最近は新型ウイルスのニュースに気をとられがちですが、気候変動もニュースにも目を向けたいところです。

 

温暖化防止の国際ルールである「パリ協定」に基づく温室効果ガス削減目標(NDC)を今月末に、日本政府は削減目標を引き上げずに提出する意向であることがわかっています。(https://www.asahi.com/articles/DA3S14418434.html

 

今の削減目標のままでは気温上昇を抑えられないという報告がでており、これを受け、気候変動のユース団体Fridays For Future Tokyoが削減目標の引き上げを求め、声明文を提出しました。

 

気候変動は依然として脅威であることは間違いありません。

 

新型ウイルスのニュースも大事だけど、同時にその裏でどんなことが起こっているのか気をつけてチェックしてみる必要もあるのかな思います。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

来週のブログもお楽しみに~!みなさん、健康第一でお過ごしください😊